そのへんの大学生。旅行とトレンドの日記。

関西を中心としたコスト重視者向けの旅雑記。

新幹線の隣を走る在来線!? 秋田〜盛岡 普通列車乗車記

北東北の都市、秋田。

今回は秋田から盛岡まで行きたいと思います!

盛岡に着いた後、先の釜石まで乗車する予定なので、秋田駅から青春18きっぷを利用します。

そのため、秋田新幹線に乗ることができません。

ですが、この区間は新幹線と言っても在来線の隣・共通の線路を走るため200kmを超えるような高速運転はできません。

つまり、在来線の特急と同じ速度でしか走らないのです。

そのせいもあって在来線は2時間半、新幹線でも1時間ほどと、あまり差がありません。

18きっぷと新幹線特急券は併用できず、今回の時刻表的に新幹線に乗っても着く時間が同じだったため、普通列車で行くことにします。

 

朝5時50分、秋田駅からピンク色の電車に乗り込みます。

新庄行きですが、途中の大曲で下車します。

秋田盛岡間を普通列車で移動する際には必ずこの駅で乗り換えないといけないのです。その理由は、線路の幅が異なるからです。

秋田大曲間の普通列車は新幹線のレールの隣を走ります。

 

ところが、大曲盛岡間は線路が1本しかありません。

そこで、新幹線用のレールに対応した普通列車に乗り継いで盛岡まで行くことになるのです!

5:54発 普通列車 盛岡行き 全区間乗車

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向こうに見えるのは、15分後に発車する始発の秋田新幹線です。この新幹線に乗っても

普通列車が大曲に到着する前に追い抜く予定です。

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秋田出発から35分後、刈和野駅に到着。

この駅に停車している途中に、追いかけてきていた秋田新幹線に追い抜かれます。

在来線の横を新幹線が通るのは非常に違和感です。

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出発から50分。大曲駅に到着。

この地域は夏になると花火で有名になります。

同時に田沢湖さんの終点でもあります。

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同じホームでの乗り換えのため、煩わしさはありません。ここから新幹線と同じ幅のレールを使った普通列車に乗り換えて盛岡まで向かいます。

学生も多かったです。

これを逃してしますと、次の普通列車は4時間後の午前11時。

みんな同じ列車に乗るのは当たり前で、逆に乗っていないとヤバいことになるのでしょう。

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列車は立ち客もいるほどの乗車率。

車窓写真左側が一般的な在来線のレール。今走っているのが新幹線のレール。

少し後者の方が広いのがわかるかと思います。

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角館駅でほぼ全員の学生が降車したため、座席に座ることができました。

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雫石駅に到着。

単線のため、列車との行き違いもあります。

この駅ではE6系秋田新幹線の列車とすれ違いがありました。

音を立てずにスーっと通過して行きました。
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盛岡駅到着前、在来線と新幹線が分岐します。

単線だった線路がこのようになります。

秋田新幹線は左方向に分岐し、東北新幹線ホームへと合流するのです。

一方在来線は在来線のホームに到着します。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!