大阪岐阜が2時間足らず!! ひだ号を東海道線の特急として使ってみた
大阪から岐阜に行く際はクルマを使うことが一般的です。
大阪駅から岐阜駅までクルマで移動すると名神高速を利用しても3時間ほどかかります。
しかし、ある特急を使うと1時間台で行くことができるのです!
それは
「ひだ」という列車です。
その名の通り飛騨地方の高山までを結ぶ列車ですが、ほとんどの列車は名古屋を結ぶものです。これは、2時間に1本コンスタントに運行されている特急ですが、1日に1本だけ大阪とを結んでいる列車があります。
この列車が唯一、大阪岐阜間を乗換なしで行き来できるのです!!しかも大阪を出発する時間も朝8時なので、使い勝手はいいと思います!
コロナ対策の観点からみても、在来線を乗り継ぐ方法と比べると全く混雑しないため、密を避けた移動に最適です。
乗車直前にみどりの券売機で発売済みの指定席を見てみました。
岐阜よりの前から1両目のみが指定席です。
この日はGoToトラベルキャンペーンも施行されていましたが、ガラガラでした。
ちなみに2.3両目の自由席もガラガラでした。
では乗車します!
大阪駅の11番のりばから出発します。
普段はサンダーバードがバンバン利用しているホームです。
「福井・金沢・富山方面」なんて行きませんが、このホームなので注意が必要です。
この日は日曜日のため08時02分に出発します。
平日は07時58分に出発するので、
「8時前にホームにこれば良いんだな」と認識しておけば大丈夫です。
※2020年時点の時刻です。
07:58発 ひだ25号 大阪一岐阜 途中下車
全列車JR東海の特急車両です。
車両の色使いが他と全く異なるので駅では死ぬほど浮いた存在です。
1両目と2両目の連結部分。このように急遽編成が変更することが多々あるので、ひだは指定席を取っていても、当日にならないと具体的な指定位置がわからないのです。非常に厄介です。
一番前の号車はグレーを基調としたシンプルなデザインです。毎回連結の仕方が変わるので、毎回グレーではないです。
みどりの券売機で意図的に運転席後ろを確保しましたが、以下の席になりました。
なかなか前面展望の席を確保するのは難しそうです。。
座席はなんの変哲もないので簡単にします。
リクライニングはこれぐらい倒れます。
テーブルは背面テーブルのみで前後に動かすことはできません。
普通車ですが、フットレストも備えられています。
ですが、普通車の座席間隔だと、使わずに足を伸ばした快適だと思います。
こちらは自由席。
座席の色が異なっていました。
JR東海の特急は車両の組み合わせが不規則なので、ワクワク感もあります。
車椅子対応の座席(ひとり用)も用意されています。
足に障がいを持った方も利用することができるのでいいと思います。
電車の乗り降りがバリアフリーになれば完璧です!
大阪駅を出発して新大阪
新大阪を出発すると京都です。
車窓右側から東海道新幹線がならんで並走しています。
京都にいるのに、JR東海の車両同士が並ぶのもすごい違和感です。
京都を出発すると次は草津に止まります。
びわこエクスプレスははるか号は山科大津のように停車しますが、こちらは特急らしい走りをしてくれました。
この駅で、前を走っていた新快速との待ち合わせを行います。
新快速に乗られてたであろう、高槻、山科、大津、南草津からのお客様がごっそり乗車されました。
車掌さんも交代してJR東海に代わります。
乗っていた側としては特に変化はありませんが笑
米原を出発して35分、岐阜駅に到着しました!
あっというまでした!
まとめ
関西圏から中京圏(岐阜県)まではクルマで高速道路を使っても時間がかかったり渋滞に巻き込まれるなどのリスクがあります。
鉄道を使うと時間的リスクもなくなり、運転する手間も省くことができます!
大阪と岐阜を乗り換えなしで結ぶ特急ひだは上下各一便です。大阪駅を朝8時出発する便、岐阜駅を夕方5時30分くらいに出発します。
ご都合の合う人はぜひ快適に移動してみてはいかがでしょうか??
最後まで読んでいただきありがとうございました!