青森 レンタカー 旅行記 酸ヶ湯温泉では想定外のことが!?
今まで当ブログでは公共交通機関について書いてきました。
しかし。今回紹介する青森県は、それが都市部と比べ発達しておらず、クルマを利用した観光の割合が高いです。
そのため、青森空港からレンタカーを借りて観光したことについて書きたいと思います!
関西から青森までは2時間弱。
空港では青森らしいオブジェがお迎えしてくれます。
空港にあるレンタカー各社は1か所にまとめられているため、非常に分かりやすくていいと思います。
途中で不思議な看板を見つけました。
ロシア語が書いてあるのです!
北海道の稚内などではよくある光景ですが、本州で見られるとは思いませんでした。
空港からクルマを走らせ20分。津軽ラーメンと呼ばれる鰹節が効いたスープのラーメン店「煮干し結社情熱ビリー」に入りました。
とても煮干しの香りがしていて、美味しかったです。
また、温かい出汁の入ったピッチャーが常備されているので、味変しても面白いかもしれません。
お腹が満たされたところで再びクルマを走らせ5分ほど。
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp
入場料は学生はたった200円のため、是非行くべき場所です。
博物館スペースと集落が再現されたスペースがあります。後者はかなり広く、夏の暑い日に歩き回ると汗が吹き出るほどです。(青森とはいえ、涼しくもなんともない)
大型掘立柱建物跡と呼ばれる建物の跡です。
発見当初は柱の跡しかなかったのですが、
復元されている建物は後から再現しているものです。
縄文時代の生活がどのようなものだったのか、再現風景を通じてよくわかる施設でした。
山道を1時間ほど走ると突然現れる施設がここ酸ヶ湯(すかゆ)温泉です。
全国的有名な温泉なので、青森を訪れると来ることをお勧めします。
また、混浴のお風呂があることでも有名です。
今回は9,000円ほどで宿泊します。
お部屋はこんな感じ。
6畳一間のシンプルな部屋です。
布団はセルフで敷かなくてはなりませんが、自分のタイミングで寝る部屋にすることができるので、私は好きです。
ただ、一つ残念なのが、トイレと洗面所がないこと。
用を足す度に部屋を出て同じフロアのトイレに行かなくてはなりません。頻尿には辛いものです。
〜温泉〜
温泉は2種類あります。
1つ目が名物の「ヒバ混浴風呂」です。
これは掛け湯スペースと濁った湯の温泉があるだけで、身体を洗う所は備わっていませんでした。
宿泊当日は夏のため、湯気でお互いの姿が見えないことはありませんでした。
中は男女共通の空間ですが、温泉の浴槽の中に「男女」の区別する看板があるため、お互いのエリアを行き来することはできません。
ちなみに当日は混浴どころか、温泉内には私ひとりだけでした。しかし、どこか混浴のため違和感のある空間でした。
出典:JR東日本
2つ目は「玉の湯」です。これは、男女が分けられている温泉で、身体を洗う場所が設けられています。
一般的な温泉の入り方となんら変わりはありません。
広さに関して、洗い場は4カ所、浴槽もかなり狭かったです。
この旅館は客室が100室ほどあるため、コロナ前の繁忙期にはどうやって捌いていたのか疑問です。
お風呂から上がり、夕食です。
開始時刻は19時までで、私はこの時間に開始しました。
夕食はこんな感じ。
お鍋の中は鶏肉と野菜が入っており、非常に美味しかったです。
お肉だけではなく、お刺身や生ハム、あゆの塩焼きなどもありました。そのため、食べ応えはありました。
ご飯と味噌汁はおかわり自由で、味噌汁についてはなめこ汁でした。
また、部屋付けでビールや日本酒を注文する方ができます。
日本酒は利き酒セットがあるため、お酒好きな人にはおすすめです!
〜就寝中〜
昭和初期に建てられた木造建築のため、物音や話し声がとても響きます。
そのため、夜は忍び足で歩いた方がいいと思います。
〜翌日〜
朝7時半に起床。
直後に夕食会場と同じ場所で朝食を食べます。
朝10時までにチェックアウトをしました。
GoToトラベの適用を受けるために宿泊証明書を受け取りましょう。
他にも領収書などが必要です。
下記URLから申請できます。
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=oeqi-leoeme-a634d157fbf284896e4e85574048b70e
酸ヶ湯温泉から山を降りクルマで10分の所に八甲田山のロープウェー乗り場があります。
これに乗って山頂まで向かいます。
まるで北海道のような雄大な景色です。
山頂から徒歩15分の所にある湿原は絶景です。
自然の空気と草花で癒してくれます。
友人と会う約束があるため、青森市街地に戻ります。
待ち合わせまで少し時間があったため「のっけ丼」で有名な場所に来ました。
中の市場のネタにはネタごとに点数が設定されています。
チケット発券所で5点券、10点券が発売されており、それぞれ750円、1,500円です。
つまりのっけ丼は、好きなネタを選べることができ、自分好みのオリジナルな海鮮丼を作ることができるのです。
ちなみに10点券を全て使ったオリジナル海鮮丼です。(これプラスあら汁)
かなりボリューミーで、体積もご飯よりネタの方が圧倒的に多かったです。
もはや海鮮丼というより海鮮の下に白米が敷いてあるというイメージです笑笑
〜クルマ返却〜
空港から駅の乗り捨てプランでしたが、特に乗り捨てて料金はかかりませんでした。
青森駅と観光地や温泉のアクセスには一応バスで移動できます。
しかし、頻繁に運転されていないため正直使いづらいです。
対してレンタカーは24時間で4,800円と少し高めですが、時間節約の意味とシームレスな意味で価値のある移動手段だと思います。
この後友人と八甲田丸の近くで集合しました。
ちまみにこれは青函トンネルができる前、北海道と本州を結んでいた交通の要だった船をそのまま改装してできた博物館です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!