【しらさぎ】しらさぎ号は毎日変わり者?
少し変わった運用方法の特急列車について紹介したいと思います。
その特急は、「しらさぎ号」です。
しらさぎ号は金沢〜名古屋まで運行されている列車です。以下の写真敦賀駅に関しては、サンダーバードと引けを取らないぐらいの頻度で運行しています。
13:10発 しらさぎ8号 自由席
簡単に座席周りの設備を紹介します。
前後間隔は普通車なりに広々としていて申し分ありません。
テーブルは背面テーブルとインアーム式のテーブルがあります。
同時に使うこともできますが、インアームのほうはドリンクの窪みが背面のものに重なってしまいます。なので、両方のテーブルを同時に使う必要性はないと思います。
リクライニングは肘掛けのボタンを押して倒します。フルで倒してもご覧のとおりです。
東海道新幹線の普通車と比較すると思った以上に倒れませんでした。
各車両の前には案内放送もあります。大きなモニターではないので、少し見づらかったです。
デッキの方までやってきました。
男性用の小便器と男女兼用の洋式トイレを備えていました。
洗面台も清潔感があり、よかったです。デッキは必要最低限の設備が整えられているのが印象です。
敦賀駅を出発して10分ぐらいで車掌が検札にやってきました。
私は特急券をあらかじめ買っていなかったのでここで購入しました。
1時間20分ほどの乗車で、普通列車も頻繁に運行されていないのでかなり移動時間の短縮につながると思います。なので、1,200円払う価値は十分にあると思います!
長浜駅周辺の車窓です。のどかな田んぼが広がっています。この日はすごく晴れていて、散歩するのにもぴったりだと思います。
〜スイッチバック〜
敦賀駅を出ると米原駅に止まるのですが、ここで進行方向が逆転します。
一番前の車両が一番後ろの車両として運行されるのです!
米原駅はJR西日本とJR東海の管轄の境目となる駅で、乗務員も交代します。それに伴い、6分ほど停車しました。
しかし、進行方向が逆になるというアナウンスもなく、米原駅を出発してしまったのです。
私はそんなことは知らなかったので、少しびっくりした反面、おもしろいと感じました。
私は座席を転換させるのがめんどくさく、以前の状態でも酔わない体質なので、このままにしておきました。
他のお客さんは同じ車両に8名ほどいましたが半分ほどの方しか座席を進行方向に向けていませんでした。
以下 米原大垣間。
進行方向が逆になっています。
大垣駅を経て岐阜駅に到着いたしました!
まとめ
しらさぎ号は、名古屋駅を通るにもかかわらず、定期的に東海区間を走る少し変わった車両です。
中京圏の人だけでなく、首都圏の方も金沢に用がある際は乗ってみてはいかがでしょうか?
北陸新幹線経由でもいいですが、特急券に関してはは東海道新幹線名古屋経由の方が安いのでぜひご検討ください。
読んでいただきありがとうございました!