そのへんの大学生。旅行とトレンドの日記。

関西を中心としたコスト重視者向けの旅雑記。

ヤンゴン5【旧JR東】ミャンマー国鉄で学生街へ!

ミャンマー国鉄に乗って、ヤンゴンの市街地からヤンゴンの学生街まで行きたいと思います。

 

ミャンマー国鉄はJR中古車の聖地とも呼ばれていて、昔に約200両もの電車を日本から輸出したことが知られています。

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ヤンゴン中央駅はヤンゴンからミャンマー各地に向けて長距離列車が発着するところです。

決して本数は多くありませんが、鉄道旅を楽しむ人には欠かせない交通の要です。

 

Googleマップで見ると街の中心から近そうに見えますが実際はそうではありません。

街の中心は駅のホームの南側に広がっているのに対し、駅舎は北側に設置されているからです。

スーレーパゴダから約20分ほどで行くことができます。

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路線図です。赤線は環状線で3時間に1本ほど運行されています。黄色線は運行頻度が高いので利便性は高いと思います。

私はこの路線図のHledan駅に向かってそこから学生街に行きます。

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ミャンマー語は読み書きできないので、窓口の人にGoogle Mapのビルマ文字を見せてきっぷを発券してもらいました。驚くべきは安さ。200チャットでした!(14円ぐらい)

 

環状線に関しては1周しても200チャットなので、1周乗って地元の生活を車窓から垣間見るのも面白いかもしれません。

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電車は115系の2扉車です。この時は空いていました。

しかし、発車時刻になると座席は満席になり立ち客も現れるようになりました。

ヤンゴンの路線バスは発展途上国なりには発達していると思うのですが、盛況していました。

実用性の観点から見ると、大して頻繁に運行していない国鉄に乗る理由はないと思います。
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天井には扇風機も設置されていましたが、機能していないものが半分ぐらいありました。

窓も全開ですが、国鉄は時速30kmほどしか出ないので、あまり自然の扇風機を感じることはできません。なので空気はもわーんとしています。
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JRの車両感まるだしの一枚。

日本で活躍していた時代はボックスシートだったのでしょう。コート掛けもまだ残っていますが、暑いミャンマーでは別の用途で使われているのでしょうか?
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16時12分、ヤンゴン中央駅を発車しました。

16時15分発車と窓口に書かれていたのですが3分の早発でした。

列車が発車すると同時に物売りの人たちも乗車してきました。主に弁当、食料品を販売していて、弁当に関しては車内で食べている方もいらっしゃいました。

 

特に車内検札もなかったのですが、物売りの人たちは運賃を払って乗車しているのでしょうか?
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30分ほどでHledan駅に到着しました。

今回乗車したのはJR東日本奥羽本線で走っていた車両です。'新庄行き'の表示のまま運転されていました。

 

降車する時は特に停車駅のアナウンスもないので、自分の降りたい駅をGoogle Mapで確認しておくのがいいと思います。

停車時間もそこまで長く設けられていないので、降りる駅が近くなったら扉の近くに立っておくことをおすすめします!

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ミャンマーの古都、ペグーにも国鉄は発着していますが、いかんせん運行頻度が乏しく、ダイヤも不安定です。

ミャンマー国鉄に乗りたい方はヤンゴンから学生街まで乗車することをおすすめします。

 

ダイヤは不安定ではありますが、前者に比べて随分と運行頻度が高いので乗ってみてはいかがでしょうか?

 

読んでいただきありがとうございました!