【G20】河野太郎さん主催の料亭は味も設備もレベルが桁違いだった話
2019年も終わりを迎えつつあります。大阪では世界的なイベントが行われました。
スポーツに関してはラグビーワールドカップの試合会場として花園ラグビー場が使われました。政治に関してはG20が6月にサミットが行われ、各国のトップが大阪の地に降り立ちました。
そこで!
今回はG20の夕食会で使われた料亭『天王殿』を紹介したいと思います!
主催は外務大臣河野太郎さんで、当日は1人25,000円のコースが用意されたようです。ですが、今回は8,000円のコースを食べたいと思います。
※各国外務大臣が召し上がられたコースとは違うので留意してお読みください。
アクセス方法
店はどの駅からもかなり離れています。天王寺駅の北口から徒歩15分くらい歩きます。
あべのハルカスを背中に向けて、北に向いて進みます。
道なりに進むとドミノピザが見えるので、ここを左に曲がります。
上記の交差点を左に曲がると下り坂が続きます。気をつけましょう。
坂を下ると公園北口交差点の手前の左手に料亭があります。
入口にはG20の時の様子が書かれていました。リラックスした雰囲気で行われていたようです!
さっそく中に入ります。
中は土足厳禁なので、靴を脱いで行きます。
靴箱はないですが、スタッフの人に預けて番号札をもらいました。腰の悪い人にはいいと思います。帰るときに靴と引き換えとなります。
今回の席は2階です。エレベーターにもこだわっており床が畳になっておりました。近年増え続けるインバウンドの観光客も喜ばれることでしょう!
2階に上がりました。
さまざまな大きさの部屋があり、人数に応じて柔軟に対応できそうでした。
今回は7人で利用したので「椿」という一番小さな部屋を使いました。
部屋は畳だったのですが、床暖房が装備されていました。寒い日だったのでかなり嬉しかったです。
コースは全9種類です。
最初に前菜からいきなり豪華です。
特に私が驚いたものは、楕円の皿に乗っている、チーズとゆずを挟んだものです。料亭ですが、がっつり和食といった味ではなく、いい感じに西洋の材料を取り入れていて素晴らしいと思いました。
豆腐をペースト状にしたものの上にエビがのっているのも美味しかったです。
2品目は豆腐です。上に乗っているのはアワビではなく、サザエです。コリコリとした食感が良いアクセントになっていました。
3品目はお吸い物がでました。お魚の練り物のような食感で、上にはカニのすり身が乗っていました。
4品目はお刺身です。お花の形に縁どられた氷の皿には大トロ、タイが盛り付けられていました。大トロは食べやすいように細かく切られていました。またよく脂がのっていてまさにトロけるような味わいでした。
右の縁起が良さそうな皿にはフグの刺身てっさがありました。とても1人前とは思えない量です!大根おろしとカボスを搾って食べます。
何の果物かわかりませんが、柑橘系の実をくりぬいた中にはフグの皮もありました。海鮮居酒屋ではありませんが、十分すぎるほどの分量です!
5品目はえびのグラタンです。後ろにはさわら焼き、お皿には卵焼きとチャーシューがありました。今回のコースで唯一、盆栽っぽい飾りのある料理でした。
6品目はメイン料理です。女将さんが火をつけてくださって、食べごろになるとまた女将さんが蓋を取ってくれました。私は焼き加減はセルフサービスだと思っていたので、そのときに蓋を取ってしまいました。笑どうやら蒸し焼きにするようです。
牛肉、キャベツ、しいたけ、ししとうがあります。出来上がるとゴマだれにつけて食べます。
ゴマだれはしつこくなく、食材との相性がばっちりでした。
お腹が少し膨れてきたところで7品目です。みかんベースの料理です。中にもさっぱりとしたみかんが半分ほどつまっており、牛肉を食べた後の良いお口直しにちょうどいいと思います。
8品目、お茶漬けに明太子です。
最後にデザートです。いちごのムース、4種類のカットフルーツです。いちごのムースは自然ないちごの甘さで本当に美味しかったです。
ムースの上に乗っているのはミントではありません。ただの飾りなので食べないでおきましょう。私は間違って一度口にしてしまいましたが笑笑
ここはG20の開催の保全に協力したとして、警察から感謝状も飾られていました。
まとめ
『天王殿』は料理が美味しかったのはもちろん、床暖房の完備など、料理以外の場所にも凝っている料亭という印象でした。
特に印象的だったのが、食事を終えて靴を履くときです。なんと!靴の中が暖かかったです。というのも管理用の靴箱はストーブを効かせて温めていたからです!これから寒さが厳しくなる季節には嬉しい気遣いだと思いました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!