大連4【激似】中国版新幹線で瀋陽へ!
大連から瀋陽までは約400km、京都から広島ほどの距離があります。
今回は中国に張り巡らされてある中国版新幹線の高鉄に乗って行きたいと思います。
日本の新幹線はその場で切符を買っていきますが、中国では事前に切符を窓口で買っておきましょう!それでは、窓口で切符を買おうと思います。
08:33発 G8045号 大連ー瀋陽北
大連駅で買います。この駅は東京の上野駅をモチーフにした駅です。
路面電車201番に乗っているとすぐにわかると思います。駅舎はかなり目立ちますからね笑笑
2階の窓口できっぷを買います。この駅からの列車だけではなく、他の駅から発車する列車の予約もできます。
時刻表はCtripというアプリを使うと見ることができます。インストールすることをおすすめします。
窓口では画面があるのでどのきっぷを取っているのかわかります。私はCtripで、乗りたい列車をスマホの画面で見せて予約してもらいました。
今回乗車するクラスは二等車で一番安いクラスです。
この切符は名前が書かれた記名式のきっぷなので、日本人は乗る人全員分のパスポートを提示する必要があります。
ホテルの金庫に保管している方もこの時には忘れないように!
自動券売機もありますが、こちらはキャッシュレス専用です。アリペイやWechat Payが使えます。
QRコード決済は中国の銀行口座が必要なので使う日本人はあまりいないと思います。
無事買うことができました。行きは183.5元、帰りは181.5元でした。往復日本円で5,840円です。
めちゃくちゃ安いです!!日本だと片道1万円は超えます!
というのも、高鉄は中国政府が運営している会社だからです。つまり、国鉄的存在だからなのです。
乗り方は飛行機と似ています。保安検査があるかどうかの違いです。
ここではパスポートときっぷを係員に提示して中に入ります。
きっぷの名前は小さく書かれているので、複数人で乗る場合は、きっぷとその持ち主がちぐはぐにならないように予め用意しておきましょう!
中に入るとマクドナルドやスターバックスなど、外資系の店があります。
飲み物も買える売店もあるので、前もってご飯や飲み物を買っておく必要はないと思います。
3番の入り口から入ります。かなり並んでいますが、きっぷのチェックは一瞬で終わるので5分ほどで自分の番が来ました。
中国の方は並ぶことはなく、ガツガツ抜かしてくるので、いつまでも列に並んでいたら時間がかかるかもしれません。
ホームは広く、天井が高くて開放的でした。
今回乗車する列車です。東海道新幹線と同じ16両編成です。
私は余裕を持って乗車して本当に良かったと思っています。
なぜならこの高鉄は定刻の1.2分前に発車しましたからです。
なので、ギリギリに乗り込むのはほんとにやめてくださいね!
座席は2+3の5列シートで、N700系新幹線の普通車と似ています。ですが、座席はかなり硬かったです。座ってもお尻がほとんど沈みませんでした。
座席間隔はかなりあり、背の高い方が足をのばすことも問題ないと思います。
テーブルは背面テーブルで前後に動かすことはできません。東海道新幹線との違いはドリンクを置くくぼみがテーブルの左側にあることぐらいです。
リクライニングは肘かけのレバーを引っ張って倒します。
全開で倒すとめちゃくちゃ倒れます。
この車両3列シートの真ん中に2つのコンセントが付いていました。
中国のコンセントは日本のものをそのまま使えます。スマホの充電に最適です。
中国語で車内の案内のカードも網ポケットにありました。
トイレは和式トイレでトイレットペーパーは備え付けられていました。
トイレットペーパーは便器に流さないで備え付けのゴミ箱にに捨てましょう。
トイレは白を基調としたシンプルなデザインで、備え付けのせっけんもしっかり補充されていました。
車両の前方には速度と気温がわかる表示もあります。今何キロで走っているのか分かるのでワクワクしますよね笑
ちなみに私が乗っていた電車は最高306km/h出ていました。
この区間はトンネルの区間がほとんどなかったので外を眺めていてもキレイで楽しいと思います!
瀋陽北駅に到着いたしました!
瀋陽北駅と瀋陽駅は地下鉄で移動できるほどの距離で、そこまで離れていません。
この列車も瀋陽駅に止まり、多くの方が降りられました。
瀋陽北駅の近くには地下鉄に乗って約5分で世界遺産の昭陵までアクセスできます。
改札を出るときは特に検査などはなく、ゲートを素通りしました。
瀋陽北駅の近くに大きな広場がありました。中国の駅前はどこでも視界が開けていると思います。
まとめ
中国は高速鉄道が安いので気軽に都市間を移動できます。
中国に来た際はその街だけでなく、隣町まで足を伸ばしてみるのも面白いかなと思います!
読んでいただきありがとうございました!